
こんにちは、村田信博です。今回は現在のストリートスポーツパッドとして代表的な「NS97」について実際に開発に携わった私がちょっとしたエピソードをご紹介したいと思います。
エンドレススポーツパッドの定番としてたくさんの方に利用していただきました。
しかし、ストリート走行でのダストが多いなどちょっと不満のお客様もチラホラ・・・・
そこでSSSに変わるストリートパッドの開発が営業サイドからの要望もありスタート!
テーマは「ダストの少ないストリートスポーツパッド」「ダストが出ない=スチールレス。」
スチールを入れずに効きを出す!難しいテーマにエンドレス開発中山裕士次長が中心となりチャレンジした。
自分にとっても「開発部テストドライバー」になって、初めて担当させてもらう新材質なので大きなプレッシャーがありますね!
開発というのはテスト品を作りダイナモで測定、良かったものが実車テストって、
ただそれの繰り返し・・・
効きがイマイチだったり、ダストの量を抑えようとしてパッドの硬く仕上げると
反響が発生してノイズが出たり、
やわらかく磨耗が早かったり・・・・うまくいかない・・・
スチールを使わないため、MAXの効きはなかなか上がらない。
そのためこのパッドは効きを体感する「初期レスポンス」を重視、中間~奥での
踏力に対する効きはフラット。
この特性により制動感とコントロール性を求める。
そして、開発チームが納得のいくパッドが上がり、後は特定のドライバーを
中心とした関係者でのモニターテストの段階まで来たため「オートサロンで発表」
その名は「NS93」
ネーミングにある93とは、実は開発チームのテストパッド試作数なんです!!
しかし、この93材質はあくまでもコンセプトとして成立する80点以上のパッド、
80点に達することなく実車に取り付けられることすらできなかった試作を含めると
数え切れません。
(※弊社では初期制動・ダストの少なさ・音鳴きの少なさ・ペダルタッチ・耐摩耗性・コントロール性の6項目において上限を100点満点としてトータルで80点以上が合格ラインとなる。)
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