[ホーム] [会社情報] [エンドレスショールーム] [お問い合わせ] [採用情報] [よくあるご質問]

エンドレスロゴ

Copyright(C)ENDLESS ADVANCE Co.,Ltd.ALL Rights Reserved.
  • 適合表
  • ブレーキパッド
  • ブレーキキャリパー
  • ブレーキローター
  • ブレーキライン
  • ケミカル
  • サスペンション
  • Ewig

モータースポーツ

SUPER GT 2013

Tweet
※画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
■[予選] 13号車 10位

Aドライバー/小泉和寛…12位 AM11:20〜 15分間 ドライ
Bドライバー/村田信博…10位 AM11:45〜 15分間 ドライ
Cドライバー/小河 諒… 6位 PM13:25〜 15分間 ドライ
前戦のSUGOラウンドでは、執念で優勝をもぎ取り、ランキングも2位に浮上。この勢いで第3戦の舞台となる富士スピードウェイに乗り込んだのだが、厳しい戦いを強いられた。 トップスピードで勝るHONDA勢に少しでも近づくべく、昨シーズンも使用したこれまでと違うファイナル組んだデフ、さらには排気系も見直し、また、エンジンも対策パーツで組み直し、より耐久性の高いエンジンで富士に挑んだ。

今回もスターティングドライバーは小泉。タイヤ交換をせずに小河、タイヤ交換して村田、再びタイヤ交換せず小河、最後に村田がタイヤ交換して追い上げる作戦で挑んだ。 まずまずのスタートを切った小泉だが、後方集団が予想以上に速いラップタイムでラップを重ねていくため、序盤は14〜15番手で走る事になる。トップ集団は1分59秒〜2分台でのラップに対し、当チームのマシンは2分01秒〜02秒台でのラップ。しばらく、厳しい戦いが続いた。45ラップ、1回目のピットストップ。ピット作業の時間を短縮するため、タイヤ交換をせず小河にスイッチこれで10〜15秒を稼ぎだす事ができる。

ところが小河がステアリングを握っているときに、不運が襲う。突如、トラクションコントロールが作動コンピュータ上のイタズラと思われるが、しっかりとした原因は不明、解除法も分かっていない。今回は無線も片側方向になるなど、見えない部分でのトラブルが続出していた。当チームの前を走るマシンにもトラブルがでている為、12番手まであがるが小河も我慢の走りに徹する。

85ラップ過ぎに村田にスイッチ。ニュータイヤに履き替えて追い上げる。2分00秒台にのせるラップもあるが、01〜02秒台のペースで前を追いかけることになる。10番手に上げるのがやっとの状況だった。再び、小河にスイッチ。依然としてトップグループは2分を切るタイムでラップを重ねているが、当チームのハチロクは2分02秒台。ただ、レースも終盤に突入すると、トラブルに見舞われるマシンもあり、安定した走りを続ける当チームのハチロクも10番手にまでポジションを上げていった。

最後は再びニュータイヤを履き、村田が追い上げる。最終的に8番手でチェッカーを受ける。村田は「苦手な富士でしっかりと走りきれた事。ウチのマシンでは2分を切れない状況で8位に入り、4.5ポイントと確実にポイントが獲得できた事は大きい」と振り返っている。 ランキングは4位に後退したが、まだ、ポイント差は12.5ポイント差。次戦はブレーキにきついと言われている岡山国際サーキットだけに、当チームの底力を見せて、上位入賞をめざす。
■[決勝] 13号車 10位
AM 10:59 スタート 7時間レース ドライ
決勝当日、早朝のフリー走行で各部のチェック行い、決勝レースに備える。今回のレースでは勝負を挑むには戦闘力が足りなすぎる為、確実にチェッカーを目指す。もちろん、7時間という長丁場なレースなだけに何が起こるか分からない。チャンスが来れば、これまでの経験を最大限に生かして上の順位をめざすのは言うまでもない。

ブレーキやフットワークの確認を中心に行うが、依然としてブレーキングやシフトダウン時にマシンのふらつきが出る状態だった。とにかくチェッカーをめざす。昨シーズンは中盤以降に雨が降り出し、大荒れとなっているし、今年も15時過ぎには雨が降るという予報も出ている。本来なら熱いバトルを繰り広げたいところだが、今回は我慢の走りに徹する。スタートを峰尾が担当し、谷口、峰尾、飯田の順でステライングを握り、セーフティカーなどが入ったときは臨機応変に対応していく事をレース前のミーティングで確認する。

ローリングから7時間先のチェッカーをめざして10時59分にスタートが切られた。外気温度は27℃、路面温度は39℃、この時期としてはそんなに熱くもなく絶好のコンディションの中、峰尾はすぐに3番手にあがり、最大のライバル2台のGT-Rを追いかける。24号車のGT-Rは思っていたほどペースを上げないため、峰尾はすぐに背後につき、チャンスをうかがう。12ラップ目の1コーナーで捉え、2番手にあがる。さらに7秒先を走るトップのGT-Rを追うが、15ラップ目の13コーナーでスピン。エンジンも止まってしまい、27秒のロス。4番手までポジションを落としてしまう。「シフトロックさせてしまって……」と話す峰尾。しかし、ここからは安定したラップで26ラップ目にBMW Z4を捉えて3番手に浮上。20秒弱、前を走る2番手のGT—Rは依然としてペースを上げていない為、40ラップ目には再び2番手にまでポジションを戻す。トップのGT-Rとの差は1分以上にまで広がっているが、十分にチャンスは残されていた。

1回目のピットストップは42ラップを走りきったところで行われた。給油、タイヤ交換、ドライバー交代を約1分で済ますが、それ以上に峰尾のピットイン時のラップタイム、さらにはタイヤが冷えている中でのYUKE TANIGUCHIのラップタイムがライバルチームに比べると速く、ここで3秒以上タイムをつめる。

トップのGT-Rとの差はジワジワと広げられるが、谷口は目標としていたクリアなときは46秒台、遅いマシンに引っかかったときは47〜48秒台でのラップを重ね、84ラップを走りきったところで、峰尾にスイッチ。峰尾は3番手でコースに戻るが90ラップ過ぎに2番手に浮上。トップのGT–Rとの差は1ラップ弱(97秒遅れ)もあるが、トップのGT—Rはフレッシュ(一般)ドライバーがステアリングを握っているため、その差は瞬く間につまり、111ラップ目には30秒強、120ラップ目には10秒を切るところにまで迫った。124ラップ目、待望のトップに躍り出る。3秒ほど引き離したところで3回目のピットストップ。当チームは予定通り、ガス給油、タイヤ交換、ドライバー交代を1分で終わらせ、飯田をトップから90秒強の遅れでコースに送り出す。

トップのGT—Rは130ラップ過ぎにピットストップ。タイヤ交換をせずにコースに戻ってくるが、飯田がトップに躍り出る。その後方5秒のところをGT–Rが迫ってくる。ここから熱いバトルが繰り広げられる。ときには43秒台と速いラップで追いかけてくるGT—R。一方、44秒台で逃げる飯田。144ラップ過ぎには2秒を切るところにまで迫り、154ラップ過ぎにはテール・トゥ・ノーズに……。157ラップ目、ストレートで圧倒的な速さを見せるGT-Rにトップの座を譲り渡してしまう。しかし、飯田はコーナーで迫る走りで、GT—Rの逃げを阻止、1秒前後の差で追走する。

スタートから約7時間が経過しようかという168ラップ目、4回目のピットストップ。プラチナ及びフレッシュ(一般)ドライバーが乗れる最大時間、さらには燃料などを計算した上で、峰尾が再びマシンに乗り込む。ここでもメカニックの正確な作業により1分のストップでコースに送り出す。その3ラップ後にGT-Rもピットストップ。再び、当チームのBMWはトップに躍り出る。その差は3〜5秒。遅いマシンに引っかかると、すぐにラップタイムは2秒以上も遅くなる状況でのバトル。

しかし、179ラップ目のプリウスコーナーでの立ち上がりで後方から迫ってきたGT—Rがスローダウン、ピットまで戻り再びレースに復帰するが、その差は3ラップ以上に広がっていた。展開からすれば優勝は間違いなさそうだが、何が起こるか分からない。峰尾は若干ペースを落としてラップを重ねる。208ラップ過ぎ、予定通り、給油のためピットに滑り込んでくる。YUKE TANIGUCHIにスイッチ、約45秒のストップでコースに送り出す。谷口はそのままチェッカーまで逃げ切り、旧型BMWでの勝利は厳しいと言われた今シーズンだが、優勝を決めることに成功。ランキングは3位とひとつしか上げられなかったが、トップとの差は1ポイント、2位との差は 0.5ポイントのところにまで迫った。

モータースポーツTOPへ ページTOPへ

[ プライバシーポリシー ] [ 環境への取り組み ] [ 通信販売法に基づく表記 ]