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SUPER GT 2013

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■[予選] 13号車 15位(嘆願書による)

Aドライバー/小泉和寛…… 9位  PM  2:50〜 20分間 ドライ
Bドライバー/村田信博…… 未出走 PM  3:45〜 20分間 ドライ
Cドライバー/山内英輝…… 未出走 PM  2:50〜 20分間 ドライ
鈴鹿ラウンドでチャンピオンの夢は完全に断たれてしまったが、この最終戦で上位入賞を果たせば、表彰対象となるランキング5位以上に入れるだけに、気合いを入れて最終戦の舞台となるオートポリスに乗り込んだのだが……。また、今回はCドライバー登録の小河 諒が鈴鹿でサーキットであるハチロクのワンメイクレースに参戦の為、欠場。過去、当チームのランエボやポルシェで参戦したときにスポットでステアリングを握った山内。ここ数年はSUPER GTでランボルギーニやメルセデスのステアリングを握り、非凡な走りを見せている。

強力な助っ人を得て挑むが、実際のところは試練の連続となってしまった。 鈴鹿ラウンドで走行距離が少ないエンジンをブロー。新しく組む事も考えたが2週間(実際は10日間)というインターバル、さらには予算的な問題もあり、この最終戦は富士/岡山ラウンドで使用したエンジンを載せて挑んだ。

金曜日の走行から土曜日の予選までに5時間近くの走行をした事が大きく影響したのか、Aドライバーの小泉がアタックしている最中にエンジンブロー。予選はこの時点で終わった。実は金曜日からの走行では、ライバル勢に迫る走りを見せ、上位入賞も十分に狙えただけに残念な結果となってしまった。

決勝レースへは嘆願書の提出で参加は認められたが、スターティンググリッドは最後尾。追い上げに期待するしかなかった。

■[決勝] 13号車 6位
PM 1:23スタート 3時間レース(PM 3:26〜3:38 S/C導入)ドライドライコンディション
予選終了後にマシンを回収、昨シーズンに使っていたエンジンを持ってきていた為、このエンジンに積み替え、決勝レースに備えた。決勝当日、早朝のフリー走行で各部をチェック、可能な限りセッティングを行った。

決勝当日も安定しない天候だった。厚い雲が覆っていたかと思うと、いきなり明るい日差しが差し込んできたり、雨が落ち込んできたり……。それでもサポートレースなどにより、決勝が始まる頃には、路面(明け方まで雨が降っていた)も乾くと思えたが、意外に時間がかかり、ハーフウェット状態までしか回復していなかった。当チームも含め、全車、ドライ用タイヤを装着。午後1時20分過ぎ、路面温度18℃、外気温度15℃というコンディションの中、ローリング始まった。フリー走行後に確認した通り、スターティングドライバーは小泉。基本的にタイヤ交換をせずに山内が引き継ぎ、最後、村田が新品タイヤに交換、追い上げる作戦を選んだ。 最後尾からスタートのため、前方のいるのはラップタイムで8秒近くも遅いST-5クラスのマシン。いつものようにアクセルを踏んでしまうと、フライング判定されるのは必死。冷静な走りが要求された。最初の難をクリアした小泉は、オープニングラップでST-5クラスの後方集団、さらに2、3ラップ目にトップ集団をパスして、4、5ラップ目には同じST-4クラスの後方に追いついた。タイム的にはクラス5番手付近のタイムで走れるため、すぐに数台を抜き、クラス10番手にまでポジションを上げた。

9ラップ目にピットストップ。山内にスイッチする。この後、次なる試練が襲う。小泉が走行中にST-5クラスのマシンと接触、左側のミラーを飛ばしているため、オレンジボール(ピットして応急処置)が提示される可能性あり。いつオレンジボールが出されても対応できるように、ピット内ではその準備に追われる。2分6秒台のラップで追い上げ、20ラップ過ぎには9番手にまでポジションを上げていった。50ラップ過ぎ、5番手のポジションから山内がピットに滑り込んでくる。タイヤ交換、ガソリン給油して村田にスイッチ。7番手で村田はレースに戻る。 このポジションはピットストップのタイミングがずれているため暫定ではるがで、実際は4番手あたりだった。村田が気合いの入った走りで追い上げだした直後、さらなる不運が起こる。後方を走っていたハチロク2台が接触、このマシンを撤去する為に十数分間、セーフティカー先導となる。この間に2回目のピットストップを終わしていないマシンが続出。当チームはすでに2回目のピットストップを終わらせていた為、4番手に上がっているとは言え、村田が蓄えたリードはゼロになってしまった。レース再開。村田は慎重になりすぎたのか、5番手に後退。その後、シビック、インテグラとサイド・バイ・サイドの激しい4番手争いを展開する。残り5ラップを切ったところで、レース序盤に起きていたミラー脱落の注意がオフィシャルから出た為、急遽、ピットストップしてミラーの修復に入る。まだ、オレンジボールが提示されていないので、そのまま走りチェッカーを受ける事も可能だが、レース後にペナルティと判断されると、1分の加算となり、10番手以下になる可能性があるため、チームはこのタイミングでの修理を選択した。結局、当チームのハチロクはクラス6位、5台が参戦したハチロク勢では2番手でチェッカーを受けた。試練の連続だったが完走できたのは嬉しいが、目標としていたランキング5位以内には届かず、悔しい形でシーズンを終える結果となってしまった。

実は今回のレースは3時間レースで、シリーズの中では短いレースでもある。ST-4クラスのマシンだと満タンで2時間以上を走る事ができる。簡単に言うとワンストップでチェッカーをめざす事ができる。もちろん、ルール上、2回のピットストップ(ドライバー交代)が決められているから1回のピットストップは許されない。それだけに作戦の幅が広がるのも事実だ。登録しているドライバー人数に合わせて均等割するチームもあれば、当チームのように小河をロングにして、小泉、村田を短めにする。セーフティカーが入ったときに変更しやすい。タイヤの摩耗を見て交換しやすい。ドライバーのへの負担。搭載する燃料によるマシン重量。

これらを考えて、当チームはこの作戦に出た。小泉は28ラップでピットイン。交換しない予定だったタイヤを交換。大きなミスはないがタイヤ交換すれば10秒以上は余計にかかる。村田は14番手でコースイン。その直後にハチロク勢のトップを快走していた86号車がトラブルでピットストップ。1回目のピットストップを遅らせていたチームも50ラップ過ぎにはピットに滑り込んでくる。この時点で村田は4番手にまでポジションを上げているが、ラップタイムは思ったほど上がらない。トップグループが1分46〜47秒台なのに対し、当チームのハチロクは1分48〜49秒台。トップとの差は広がるばかりだった。村田は31ラップを走ったところでピットに滑り込む。予想していた以上にタイヤの摩耗も進んでいるためここでも交換。走り終えた村田は「新品タイヤのグリップ力も引き出せなかったし、燃料が減ってマシンが軽くなってもグリップしてくれない。ブレーキングでも奥まで突っ込んでいけないし、今回は厳しかった」と話す。

小河は6番手でコースに戻る。やはり、小河もペースが上がらない。コースイン直後の小河はS2000を必死に追うがラップタイムで2秒以上速くては相手にならない。逆に6番手につけるS2000はペースが上がらない。小河は単独走行が続く。結局、この5番手のポジションを上げる事も下げる事もなく、総合の22番手、ST-4クラスの5番手、5台が走ったハチロク勢のトップでチェッカーを受けた。

これでシリーズランキングはS2000とインテグラの2台が抜け出す形となるが、今回、貴重な8ポイントを加算して、トップとは23.5ポイント差の3番手につける。当チームの後方は7番手まで10ポイント以内にいるため、依然として厳しい状況にあるが、次回は変則レースの鈴鹿、さらに最終戦は荒れるオートポリス。まだまだ、タイトル争いには踏みとどまっている。

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