概要 2019年のダカールラリー
　南米ペルー1か国のみで1月6日から17日にかけ開催された2019年のダカールラリー。2018年に総合優勝したプジョーワークスチームが撤退したため、前回優勝のカルロス・サインツ、ダカールの帝王 ステファン・ペテランセルらを加えた X-Raidと、初優勝を目指すToyota Gazoo Racing SA (South Africa)の接戦が予想された。 　

　ペルー1か国のみでの開催とは言え、過酷さは変わらず、全クラスを通じての完走率は実に半分ちょっとというもの。総合優勝を期待されたC.サインツや、S.ペテランセルらが前半で優勝争いから脱落し、その後トップに浮上したN.A.Attiyahが後続に46分以上の大差をつけ自身3度目の総合優勝をENDLESSのブレーキパッドとともに果たしました。 　2位にはステージ優勝こそなかったものの比較的ダメージが少なく好タイムで走り切った X-Raid MINIのN.Romaがつけている。X-Raidの全車もENDLESSのブレーキパーツとともに 闘っています。 　

　N.A.Attiyahの優勝はToyotaとしては初の総合優勝であり、4輪市販車部門のTEAM LAND CRUISER TOYOTA AUTO BODYの部門6連覇と併せ、記念すべき年となりました。

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