全日本ラリー選手権
2025年もJN-1クラスでENDLESSユーザーが活躍 奴田原文雄が2位入賞、ランキングでも首位に浮上
大竹直生がJN-2クラスで2連勝を達成し、MCCでタイトルを獲得!同時開催のXCRスプリントカップ北海道では寺川×CX-60がXC-2クラスで2位入賞
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全日本ラリー選手権 2025年
概要/Outline
国内外のレースシーンで活躍するENDLESSはラリーシーンでも活躍。世界ラリー選手権のWRCでTOYOTA GAZOO Racing WORLD RALLY TEAMをサポートするほか、国内最高峰シリーズとなる全日本ラリー選手権、JRCでもトップドライバーおよびトップチームをサポートしており、2025年もENDLESSユーザーたちが上位争いを展開している。
田範彦、SUBARU TEAM ARAIの新井敏弘、NUTAHARA Rally Teamの奴田原文雄、KAYABA Rally Teamの石黒一暢をサポートしており、ラリー北海道でも52号車「ADVAN KTMS GRヤリスRally2」の奴田原が2位で表彰台を獲得したほか、57号車「カヤバGRヤリス」の石黒がサバイバル戦を走破し、5位入賞を果たした。
さらに、JN-2クラスに目を向ければ、ENDLESSがオフィシャルサプライヤーとしてブレーキパッドを供給するTOYOTA GAZOO Racing-WRJの大竹直生が素晴らしい走りを披露。JN-2クラスで2連勝を達成したほか、サブカテゴリーのMORIZO Challenge Cupでも6連勝を果たし、暫定ながらチャンピオンに輝いた。
一方、同時開催で争われたXCRスプリントカップ北海道シリーズの第4戦では、XC-2クラスに117号車「MAGIC TY MAZDA CX-60」で参戦したTCP-MAGIC with TOYOTIRESの寺川和紘がクラス2位で表彰台を獲得するなど、2025年のラリー北海道でもENDLESSユーザーたちが素晴らしい走りを披露していた。
2025年のラリー北海道 RALLY HOKKAIDO 2025
2025年の全日本ラリー選手権は早くも終盤戦を迎えており、9月5日~7日、北海道帯広市を舞台に第6戦のラリー北海道が開催された。同ラリーは日本屈指の高速グラベル戦で、序盤から激しいタイム争いを展開。そのなかで安定した走りを披露したのが、NUTAHARA Rally Teamの奴田原文雄だった。奴田原はENDLESSのブレーキパッドを装着した52号車「ADVAN KTMS GRヤリスRally2」でコンスタントな走りを披露。脱落者が続出するサバイバルラリーが展開されるなか、第6戦のラリー・カムイを制した奴田原は計2回のSSウインを獲得し、最高峰のJN-1クラスで2位に入賞を果たした。このグラベル連戦でポディウムフィニッシュを果たした奴田原はポイント争いでもランキング首位に浮上。
これに加えて、奴田原とともに安定した走りを見せたのが、KAYABA Rally Teamの石黒一暢で、ENDLESSのブレーキシステムを採用した57号車「カヤバGRヤリス」で安定した走りを披露し、クラス5位入賞を果たした。
残念ながらSUBARU TEAM ARAIの新井敏弘はSS7でマシントラブル、LUCK with ROOKIE Racing RALLY Team の勝田範彦はSS6でコースアウトを喫し、それぞれレグ1でリタイアすることとなったが、新井はENDLESSのブレーキシステムを採用した58号車「SUBARU WRX VBH」を武器にSS6で3番手タイムをマークし、総合リザルトでも3番手に浮上するなど得意なグラベルで抜群のスピードを披露。さらに勝田もENDLESSのブレーキパッドを装着した51号車「GR YARIS Rally2」を武器にSS1でベストタイムをマークしたほか、SS5まで総合3番手をキープするなど素晴らしい走りを披露しており、改めて抜群のパフォーマンスを披露していた。
一方、JN-2クラスでもENDLESSユーザーが素晴らしい走りを披露していた。なかでも、TOYOTA GAZOO RACING-WRJの大竹直生はENDLESSのブレーキパッドを採用した61号車「GR YARIS GR4 RALLY」を武器に好タイムを連発している。レグ1では体調不良に見舞われたものの、それでも大竹は計5回のSSベストをマークし、第5戦のラリー・カムイに続いてグラベルラリーで2連勝を達成。サブカテゴリーのMORIZO Challenge Cupでも6連勝を果たし、暫定ながらチャンピオンに輝いた。
さらにピックアップトラックやSUVで争われる同時開催のXCRスプリントカップ北海道シリーズも、ラリー北海道では欠かせないトピックスで、第4戦として開催された今大会にはENDLESSのサポートを受けるTCP-MAGIC with TOYOTIRESの寺川和紘が117号車「MAGIC TY MAZDA CX-60」でXC-2クラスに参戦していた。同モデルは文字どおり、マツダCX-60をベースに開発された最新のラリー車両で、今大会がデビュー戦ながらENDLESSのブレーキパッドを武器に安定した走りを披露。計3回のSSベストをマークするなど抜群のスピードを披露しており、XC-2クラスで2位入賞、表彰台を獲得した。
このように明暗が別れるシーンもあったが、2025年のラリー北海道でもENDLESSのサポートチーム&サポートドライバーが躍進。上位争いを展開しているだけに第7戦の久万高原ラリー、最終戦のラリー・ハイランドマスターズでもENDLESS勢がリザルトおよびポイント争いを左右するに違いない。