ニュルブルクリンク 24時間レース
第53回 ADAC RAVENOL ニュルブルクリンク 24時間レースで
ROWE Racingの98号車 BMW M4 GT3 EVOが総合優勝
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レポート/Report
6月19日から22日にドイツのニュルブルクリンクで第53回ADAC RAVENOL24時間レースが開催されました。この伝統の耐久レースはIntercontinental GT Challengeの1戦でもあり、また今年は前の週にルマン24時間レースが開催され、このレースの翌週にはスパ24時間レースが控えており、3週連続で行われる24時間レースの2戦目という厳しい環境の中で闘われることとなりました。

日本からも常連のスバルテクニカインターナショナル(STI)に加え、6年ぶりにTOYOTA GAZOO Racingが復帰参戦するなど多くのエントリーが数えられました。 エンドレスでは、ヨーロッパの代理店 ENDLESS Brake Technology EUROPE、ドイツのディーラー Racing23とともにパドックエリアへの出展とともに、サーキットサービスを展開。

21日午後4時にスタートした決勝レースには134台が出走。エンドレス製のブレーキ製品を装着する車両は40台以上にのぼり、各クラスでトップ争いを繰り広げました。開始約1時間半後には突如ピットビルなどで停電となりレースは赤旗中断に。およそ2時間15分後に再開されたレースは、昨年のような雨・霧に見舞われることなくドライの状態で激しい順位争いが続き、上位争いを含む多くの車両がクラッシュなどでリタイヤを強いられる厳しいレースとなりました。

明けた22日も激しいレースは続き、午後4時にチェッカーフラッグを受けた車両はわずか88台という結果に。この激闘を制したのは唯一BMW M4 GT3を駆り参戦したSP9クラスのROWE Racing 98号車。エンドレスのブレーキローターとパッドを使用した、このBMWが総合優勝を果たしました。

総合優勝のSP9クラスをはじめとする多くのクラスでエンドレスユーザーが優勝しそのブレーキ性能を証明してくれました。来年以降も多くのチームに選んでもらえるよう、エンドレスではサーキットサービスなどからフィードバックされた情報を基に開発・サポートを続けてまいります。