決勝結果:4位
晴れ渡る富士スピードウェイ。決勝レースは13時10分からフォーメーションラップが開始され、13時15分決勝レースが始まった。スタートドライバーは石坂。そこからAドライバーの花里、Dドライバーの岡田、そしてCドライバーの伊東へ繋ぐ作戦だ。
石坂は7位でスタートし、順調に周回を重ねていく。1分54秒台で周回していくが、トップのシビック勢は1分53秒台で周回。じわじわと引き離れていく。とはいえ、ガソリン満タンからのペースの良さは確認できており、石坂のスティントで粘りを見せたい。
31周目、石坂から花里に交代。タイヤはフロント2本のみ交換。6位でコースに復帰。ここから花里はAドライバーの最低乗車時間60分を消化しながら追い上げていき、40周を超えたところで5位に浮上。しかし上位勢もハイペースで周回しており差が詰まっていかない。一方でレース時間はまだ多く残っており諦めるには早い。チームとしてもピット作業の速さでサポートし、少しずつでも上位を目指していく。
63周目、ピットインして花里から岡田に交代。今回はタイヤ4本を交換するフルサービスでコースに復帰。6番手での復帰だが、まだ上位の1位~4位までは2回目のピット作業を終えていない。岡田は1分54秒6という石坂のベストラップとほぼ同タイムで徐々に追い上げていく。やはり想定したレースペースの良さがある。
86周目、最後のピットイン。岡田から伊東に交代。タイヤはフロントのみ2本を交換。最終スティントの65分間を伊東に託す。路面温度が下がり、徐々に走行ペースがよくなってきた。このまま追い上げて現在の5位から表彰台を目指したいところ。伊東もほぼチームベストの1分54秒6で周回を重ねていく。94周目にベストとなる1分53秒8をマーク。
伊東は順調に周回していくが、トップの#743 Honda R&D Challenge FL5はほぼ同タイムで周回。#225GRヤリス、#95 SPOON リジカラ CIVIC、#72シビックなどもほぼ同タイムで周回し、差は詰まって行かない。
119周目、ついに#72シビックを抜いて4位に浮上。そのまま表彰台を目指したいところであったが、残り時間は数分。追い上げ叶わず4位でチェッカーとなった。
レース後半ではシビック勢と同等のタイムで周回を重ねることができ、クルマの進化を感じられることができた。しかし順位を上げることに苦戦し、シリーズチャンピオンに向けて絶対条件であった優勝は果たせず。2025シーズンは4回の表彰台を獲得しランキング3位で終えた。
【FCY導入】
1回目:14:58'31(58Laps)~15:01'11(59Laps)
2回目:15:55'26(89Laps)~15:57'20(90Laps)
Super 耐久の詳細については、チームの公式ウェブサイトをご覧ください。
https://supertaikyu.com/