決勝結果:優勝
今回のレースは予選と決勝を1日で実施するスケジュールとなり、午前に予選、午後に4時間の決勝レースが行われた。天候は曇り。雨は止み、路面はドライコンディションとなった。
スタートドライバーは小林が務め、坂、菅波、そして再び小林へとつなぐ作戦でレースに臨む。予選で最も安定した平均ラップタイムを記録した小林が2スティントを担当する予定だ。レース中は3回のピットインが義務付けられており、戦略が勝敗を左右する重要なポイントとなる。
フォーメーションラップを経て12時38分に決勝レースがスタート。4番手スタートの小林はオープニングラップで#216をかわして3位に浮上。さらに5周目には#41を攻略して2位、8周目には#884をパスしてトップへ立つ。ライバル勢の多くがジェントルマンドライバーを起用するファーストスティントで、小林は着実にリードを広げていく。
13周目には後続との差を約4秒まで広げ、15周目には#884が左フロントタイヤ脱落のトラブルで戦列を離脱。その後も小林は1分34秒台の安定したペースを刻み、リードを拡大した。
34周目には停止車両の回収により1回目のFCY(フルコースイエロー)が導入される。このタイミングではピットインせずコース上にステイ。その後もタイヤ脱落による車両トラブルが相次ぐなど、波乱含みの展開に。
すると#3 ENDLESS GR86にもアクシデントが起きる。39周目には小林からST-3クラスの#21 Hitotsuyama BMW M2 Racingとの接触があったことが無線で報告される。幸いマシンへのダメージはなく、レースコントロールもレーシングアクシデントと判断。両車にペナルティは科されなかった。
57周目に1回目のピットインを実施。小林から坂へドライバー交代を行い、タイヤ4本交換と給油3本のフルサービスを実施する。小林は2位に1分13秒のリードを築いてピットへ入り、作業後も首位を守ってコースへ復帰した。
80周目には4コーナーで停止車両が発生し、2回目のFCYが導入される。坂は最低乗車時間を消化中だったためステイを選択。その後も1分35秒台の安定したペースを維持し、首位をキープする。後続では#37 DXLパワーミネラルEVO☆NOPRO☆NCロードスター、#66 odula TONE MOTUL ROADSTER RFが異なるピット戦略で追い上げを見せ、優勝争いは終盤まで続く展開となった。
90周目、最終コーナーでST-TCRクラスの車両のタイヤ脱落により3回目のFCYが導入される。FCY解除後、最低乗車時間をクリアした坂がピットインし、菅波へ交代。タイヤ4本交換と給油2本を行いコースへ復帰した。
その後は#37との首位争いが続く。両車とも最後のピットストップを残しており、戦略勝負の様相となった。
121周目に#37が最後のピットインを行い、#3 ENDLESS GR86が首位へ浮上。しかし、こちらも128周目に最後のピットストップを実施し、菅波から小林へドライバー交代。タイヤ4本交換と給油1本を短時間で終え、再び首位でコースへ復帰した。
残り約25分、小林は1分33秒9のチームベストタイムを記録するなど、最後まで安定したペースで周回を重ねる。そのままトップチェッカーを受け、今シーズン初優勝を飾った。
前戦の富士24時間レースでは終盤のアクシデントにより惜しくも勝利を逃したが、その雪辱を果たす価値ある1勝となった。この勝利によりシリーズランキングでも首位へ浮上し、シリーズチャンピオン獲得へ向けて大きく前進した。
【FCY導入】
1回目:13:32'23(36Laps)-16:34'47(36Laps)
2回目:14:50'03(83Laps)-14:52'28(83Laps)
3回目:15:05'57(92Laps)-15:15'46(93Laps)
Super 耐久の詳細については、チームの公式ウェブサイトをご覧ください。
https://supertaikyu.com/