選手権のランキング順で出走順が決まるため、グラベルラリーでは上位選手ほど掃除役となってしまうことがありますが、上位5位までを占める同チームのドライバー達はライバル選手に対し厳しいコンディションの中、粘り強い走りで最終日まで闘ってきました。
選手権リーダーのエバンスは、その不利な出走順とタイヤトラブルにも見舞われながらもパワーステージ5番手、総合7位でフィニッシュし、選手権リーダーの座を守っています。
同じく選手権2位として臨んだ勝田も難しいコンディションの中、3位までポジションをあげて最終日を迎え、最終のパワーステージでも4番手で走り切り、総合3位でフィニッシュし、今季4度目の表彰台を獲得。選手権2位を守り、トップのエバンスとの差を7ポイントに縮めました。
オープニングステージで首位に躍り出たオジェはパワーステージも制し、今季2勝目、通算69勝目を達成。スーパーサンデーでもトップとなりパーフェクトウィンを飾っています。今季は2戦をスキップしながらも、この勝利で選手権5位から3位へとジャンプアップ。
マシントラブルやタイヤのダメージに見舞われながらも、6位で最終日を迎えたパヤリは好調を維持しパワーステージをセカンドベストで終え、総合5位でフィニッシュ。スーパーサンデーでもポイントを獲得し選手権4位を堅持しています。
デイ2でデイリタイヤを喫したソルベルグは、最終日着実に順位を上げ総合16位でフィニッシュ。スーパーサンデー5位でポイントを獲得しています。
目まぐるしく路面コンディションが変わるステージにおいてもエンドレスのブレーキパーツは安定した性能を発揮し、チームの健闘に貢献しています。
なお、TGR-WRTは今季これで8戦7勝となり、今大会で合計46ポイントを獲得したことにより、マニュファクチャラー選手権におけるリードを140ポイントに拡大しました。
WRC次戦は、7月17日(金)から19日(日)にかけて、エストニアで開催される「ラリー・エストニア」です。グラベルラリーながらステージの特徴は全体的にハイスピードで、路面はスムースでラリー・フィンランドと似たキャラクターですが、フィンランドより道幅が狭くツイスティなセクションも多くまた、路面が軟らかいため同じステージを2回目に走行する時は、深い轍ができやすいのが特徴です。
ラリーの詳細については、チームの公式ウェブサイトをご覧ください。
https://toyotagazooracing.com/jp/wrc/