Racing MONO6 TA
[主な仕様]
・重量:3,015g
・寸法:D:177mm×H:72mm×W:305mm
・対応ホイールサイズ(※1):18inch~
・対応ローター径:φ355~φ400
・キャリパーボディカラー:超硬質アルマイト(※2)(※3)
・ピストン材質:ステンレス(※4)
※1 対応ホイールはホイール銘柄・サイズにより異なります。
※2 色ムラが発生しますが、アルマイト異常ではございません。予めご了承ください
※3 キャリパーボディの色は硬質アルマイトのみの選択となります。
※4 ステンレスは繊細で傷が付きやすい為、ご使用条件により定期的にピストン交換が必要な場合がございます。
ENDLESS RacingMONOブロックシリーズは鍛造、一体成型により、剛性を徹底的に追及して開発をしてまいりました。最新のCAE技術を用い、新たな素材を採用することで、より高温時の剛性をあげることに成功し、
従来のRacingMONO6と比較し、Racing MONO6TAは110%もの剛性アップを実現しています。更にはアウターパイプを廃止し、パイプ破損によるブレーキフリュード漏れを防止します。キャリパー表面には放熱性に有効な3D切削を施しました。
RacingMONO6TAは、ステンレスピストンを採用することで、高い温度域での使用においてもペダル剛性の損失を抑えることが可能となりました。
高温特性を重視したサーキット専用パッドは、本来の性能を発揮させるために、ハードな走行をする前にあらかじめ熱を加え、アタリ付けをする「ベディング」という作業が必要不可欠です。
ベディングはトップカテゴリーであるSUPER GTやWRC、ヨーロッパで行われているさまざまなレースでも必ず行われています。
セミメタル系ブレーキパッドをご使用になる前には、高温性能の安定化やパッドとローターのライフを延ばすためにも、適切なベディングが必要となります。
【ベディング方法】
新品装着時のサーキット走行において、ハードブレーキを避けながらローター温度を400~500℃位まで上げて、アタリ付けをします。その後、自然冷却により100℃以下まで下げれば終了です。
※雨天時のベディングではブレーキパッド本来の性能を引き出すことができない場合がございます。できるだけベディングは晴天時に行ってください。